少し狙ってトレンド記事を書いた結果、弱小の雑記ブログでも2語でトップ表示に。
2語の検索キーワードは「マイメロ ドリンクホルダー」。
一瞬だけでしたが、お祭りみたいな状態になりました。
トレンド記事を書いたことがない人がこれを読んだら、一回は書いてみたいな・・・という気持ちになるかも知れません。
一時的でも閲覧数が増えるのは、結構嬉しいです。
この記事を読むと、
- ブログで「トレンド記事」を書いてみたら、ページビューがどう変わるのか
- トレンド記事を書くための、ネタ探しの方法
を知ることができます。
目次
初めて当ブログでトレンド記事を投下
トレンド、つまり「流行」。流行しているキーワードありきで記事を書く「トレンド(に沿った内容の)記事」を実践しました。
私が書いたのは、この記事数量限定のマイメロドリンクホルダーをマクドナルドで購入!レビューしますです。
2018年11月22日、サンリオの公式ホームページで、「マクドナルドでドリンク&ポテトホルダーが販売される」という案内がありました。
【2019年2月22日追記】
サンリオから該当の商品案内URLが削除されました。(記事修正済み)
これを発売日(11月23日)に即購入、使用感や当たり障りのない感想・レビューを投稿。(どんなモノか、使用感などを知りたい人が検索することを想定)
投稿後すぐに Fetch as Google を使用して、インデックス登録(一般の検索に表示されるようにGoogleに申請する)をリクエスト。
こうして商品を買ってから数時間後、当日の午後にはGoogle検索に表示されるようになりました。
狙ったキーワードは「マイメロ ドリンクホルダー」。投下直後は堂々の1位でした。しかし段々としたの方に下がっていきます。
結果:トレンド記事をブログで書いたら、一日のページビューが3倍になった
これは、一日ごとの来場ユーザー数を表したグラフです。
グラフを見てもらえば分かるように、記事を書いたその日の来場者数は、だいたい前日比3倍になっています。
もともと200pvぐらいだったので、600pvになるイメージです。
と思った一日でした。
ところが、
トレンド記事は、一時的な人気キーワードを狙う手法。そのお祭り状態は、もちろん長くは続きません。
トレンド記事を書いても、一週間でほぼ元通り
記事投稿の直後、一日450回読まれていた記事は、一週間ほど経つと50回ほどにまで減っていきました。二週間ほどで20回ほどまでに減少。
ではここで一度、「マイメロ」あるいは「マイメロ ○○」で検索されている件数比率のグラフを見てみましょう。
ドリンクホルダー販売日に一気に伸び、その後だんだんと低下。
結果、10日間ほどで「マイメロ」に関連するキーワードは、大体もとの30%ほどに落ち着いてしまっています。
ページビュー低下の原因は、検索需要だけではない
検索順位がどんどん下がります。理由は、自分の記事より質のいいものが後から沢山出てくるからです。
初めは上位(1〜3位)に並んでいたとしても、何日か経つと5位〜7位になっていました。。
そこで上位層のページを調査したところ、「モノについての情報」から「どこでなら買えるか」「どうやったら買えるか」というに内容がシフトしていることが分かりました。
このマイメロのドリンクホルダーはかなりの人気だったようで、各地のマクドナルドでは売り切れが続出。メルカリやAmazonでもすぐに転売が始まっていました。
つまり、モノレビューを書いていた私の記事は検索意図から少しずつ外れていき、離脱者が多くなったことから順位が下がったと考えられます。
- 検索需要が減った(トレンドが失われた)こと
- 検索の意図が変わっていったこと
この2つの要因で来訪者数が減っていった、ということが分かりました。
トレンド記事の弱点:書き続けなければいけない
いっとき(数日)の読者流入パワーを得られるトレンド記事は、やはり時間の経過とともにどんどんその力を失っていきます。
したがって、常に常に新しい風を取り入れなければいけません。
つまり芸能や最新の話題など、旬の情報を扱うトレンドブログ・トレンドサイトは、常に瞬間最大風速を追い求めるような怒涛の記事更新が必要になりますね。
しかし一方で、月間数百〜数千pv程度の弱小のブログでも簡単に書けることも、トレンド記事の魅力といえます。
普段はロングテール記事(細く長くのこるストック記事)を量産し、タイミングや機会があればトレンド記事を書き、着火剤の代わりにするのもいいですね。
初心者でも簡単にトレンド記事を書く方法
世の中の検索需要なんてどうやって調べたら良いの!?というお悩みを解決。
便利なページがあります。グーグルトレンド(外部リンク)。
上の方で見せた検索需要のグラフもここからです。「その他の急上昇ワード」を開くと、日ごとの検索ワードがランキング形式で表示されています。
一位の記事は、某芸人により暴言動画を載せられた(被害者)ことから話題になり、一気に検索されるようになったようです。
一語で上位に表示されるのは後出しには厳しいので、「○○ 誰」や「○○ 事務所」など関連キーワード(2語)で記事を書くことになるでしょう。
Yahoo!の検索サジェストキーワード機能(予測語みたいなもの(も、トレンド記事を書くにはバッチリですね。山のようにネタがあります。
初心者でも簡単なトレンド記事、弱点は記事の量産 まとめ
1.グーグルトレンドを使って検索されている単語を選ぶ
2.Yahoo!の検索サジェストキーワードで2語3語の関連キーワードを選出
3.あとはまとめて記事を書くだけ
これでトレンド記事が出来上がります。
トレンド記事はすでに出回っている情報をまとめるだけのことも多く、どの記事もだいたい同じような内容になってしまいます。(どこかの著書で「金太郎飴」と称していました)
だから、スピードが大事になります。(後出しは評価されにくいので)
そのうえ、「書いてて面白いか?」と聞かれると・・・・分かりません。(調べてまとめるだけなので)
- 一時的にすごい検索流入がある(ページビューが増える)
- 2,3日もすると減っていき、10日もすればほぼ元通り
- トレンドキーワードの意図は、日々変化している
- トレンド記事だけでPVを維持するなら、書き続けなければいけない
- Googleトレンドとサジェストキーワードだけで簡単にネタ探しができる
でした。初心者でも取っ付きやすい反面、日に日に失われていくユーザーを見るのは諸刃の剣ともいえます。
Googleに一切評価されず、無人のブログだったころの記事です。
【孤独】0pvは当たり前、WordPressは陸の孤島【無反応】
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