快適にデスク作業がしたい!!
そう思って早半年。今の環境(椅子)に不満があった。
別の記事「作業環境が完成した記録」でも一度登場していますが、今はファニチャーモールで一目惚れした椅子を使っています。
これまで使っていた椅子↓
これ。
デザイン的にはお気に入りだったんですが、1時間以上連続使用していると、だんだんと腰が痛くなってくることに気が付きました。
腰痛は生涯の敵となり得ます。一刻も早く解決するため、椅子を変える決心をしました。
目次
安物買いの銭失いを避けたい。「エルゴヒューマン」は良い選択肢だった。
※先に商品がどんなものかを確認したい方はこちらからどうぞ。
・保証がしっかりしてて
・腰に負担をかけにくく
・人気(知名度)があって
・デザインも良さげ
・値段的にも安すぎない
で調査した結果、「エルゴヒューマン」にたどり着きました。
エルゴヒューマンという名前のもとになっている「エルゴノミクス」は、人間が可能な限り自然な状態で動作を使えるように、物や環境を設計する科学技術(人間工学)のこと・・・らしい。
細かい説明は割とどうでも良くて、個人的に購入の決め手となったのは「ランバーサポート」という腰当て。
人は立った姿勢の時に背骨の形が緩く S 字を描くようなラインで形成されています。これは、人にとって最も自然で負担のかかりにくい姿勢です。
人が座るとその S 字のラインが崩れてしまいます。
この状態を続けると体に負担がかかり人は疲れを感じるのです。ランバーサポートは人が座った状態の時に、背中をなるべく「S 字カーブ」に近づけて負担を減らすための機能です。
・・・という事らしい。めーっちゃすごい。腰痛持ちではありませんが、いまの椅子は腰の違和感で悩んでいたので脳天に稲妻が走りました。
せっかく買うなら長く使えて快適なものにしよう!
エルゴヒューマンのプロダクトでこのランバーサポートがついているグレードは限られています。
- エルゴヒューマン プロ オットマン
- エルゴヒューマン プロ
- エルゴヒューマン ベーシック
- エルゴヒューマン エンジョイ
という4つのグレードがあり、エンジョイ以外の型番にこのランバーサポートがついています。座面の種類や細かなオプションはここでは解説していません。
色々見ていくうちにヘッドレストや足置き(オットマン)も結局つけることになり、最上位の「エルゴヒューマン プロ オットマン(Ergohuman PRO ottoman EHP-LPL)」を選ぶに至ったというわけです。
購入前に一度ファニチャーセンターに行き、念入りに座ってみました。
椅子を含む家具は一度触ってみて、その大きさや具合を確かめるのが大事ですね。
それで注文したわけですが、コロナ禍の在宅ワーク需要からか納期がピッタリ3ヶ月かかりました。(今は10月11日)
これを書いている今(2020.10)は多少落ち着いているかも知れませんが、気長に待つ必要があるかもしれません。
エルゴヒューマンプロ開封の儀
到着から完成までを画像つきで記録しています。
荷物自体の重さは30kgほど。箱が大きいのもあって、一人で持つのはかなりきついです。(運送会社の人に手伝ってほしいと言われました)
自分の作業部屋は階段を登った先ですが、とても一人で持ち上げるのは無理な重量でした。別の部屋に運ぶぐらいなら大丈夫ですが、相当苦労するはずです。
なので、開梱してパーツをバラバラに持っていって作業部屋で組み立てることにしました。それでも汗かくぐらい重い。
開梱!緩衝材の量がすごい
カッターを使う時は刃を5mmくらいにしてそーっと開けましょうね。クソデカダンボールを上から開けたら、写真のようにごちゃっとした内容物が。
取り出してみたら、1/3ぐらいは緩衝材でした。そのお陰か、内容物に折れや傷などは全くありません。
パーツ個々も重量感があって結構重いです。座面やキャスターの足部分は5〜10kgぐらいあるのではと思います。
それだけどっしりシッカリしているということ。さすが10万円もする椅子はホームセンターで売ってる2980円のキャスターチェアとは違いますね〜(煽り)
緩衝材を取り除いて組み立て
箱から丁寧に取り出して、ざっくりと緩衝材を取りのぞきました。
キャスターが画面外にはみ出てしまった・・・。
使ってない毛布があれば絶対に敷いたほうが良いと思う。一つ一つが米袋のように重いので、落としたら床か椅子が確実に傷つきます。
説明書は数ページほどの簡単なもの。エルゴヒューマンの説明と組み立て方、取り付け方。一緒に保証書もついてるので捨ててしまわないようにね・・・。
取り付け方法は1ページに収まっていた。簡単すぎる!
日本語で説明があるので、悩むことはまず無いでしょう。
ニトリや通販でキャビネットやテレビボードを買って組み立てたことがある人なら、説明書なしでもいけるぐらい簡単です。
説明書には1〜5の順番が書いてあるので、とりあえずその順番に取り付けていきます。作業時間は5分〜15分ぐらいでした。
1.キャスターの取付。
2.昇降する器具の取り付け。上から差し込むだけ。背景がゴチャゴチャなのは許して・・・
3.座面の取り付け。上から差し込むだけ。背景がゴチャゴチャなのは(
4.肘置きの取り付け。下からねじを付けるのが少し難しい。(まっすぐやらないとすぐガタつく)
5.背面の取り付け。4箇所ネジ止めがあるので難易度は高い。背景が(
簡単な5工程で早くも完成。
ジャ〜ン!!
いいですね。
デスクの幅が170cmあるんですが、椅子自体がそこそこ大きいのでバランスが整った感じがします。(モニタも31インチのため、デカイ)
見た目だけで満足しているわけでは当然なく、実際に使ってみてその効果を実感しています。
細かい調整も効くので、個人差なく使用できるのがポイント
ただ椅子に座って姿勢よく作業が出来るだけでなく、リクライニング(後ろに倒れる機能)やオットマン(足置き)がついているのも良い点。
その他細かな調整もできるので紹介します。
黄色くまるで囲んだ2箇所をつまんで上下すると、背もたれ(背面)が上下に動きます。
こだわりのランバーサポートが適切な場所に来るようにセッティングすることで、幸せになれるようです。
座面の裏側についているハンドルをぐるぐる回すことで、座面のお尻側の高さが上がります。
液晶画面やタブレットにペンを走らせるような前傾姿勢でする作業の方に、おすすめです。私はもっぱらタイピングだけなので、特に機能していません。
深くゆったりと座りたい人は前に出して、浅く軽く座りたい人は後ろに引っ込める。
作業や目的によって座る面積を変えることが出来ます。横についているレバーを倒すだけなので、ネジを締めたり取り外したりといった手間もかからず素晴らしいです。
4つほどの機能をまとめてご紹介。
横についているレバーは椅子の上げ下げだけではありません。前に出すと椅子の出し引きが可能になります。(前述のもの)
また後ろに倒すことでリクライニングロックが外れ、自由に背もたれを倒すことが出来ます。
その背もたれの硬さ(すぐ倒れるか、力を入れないと倒れないか)は、その隣についているハンドルを回すことで制御できます。時計回り、反時計回りで微調整ができます。
疲れた時に頭を休める場所、ヘッドレスト。
この部位も高さ調整できるうえ、回転まで可能です。自分のベストなポジションを見つける必要がありますね。
脚を預けてリラックスする為に不可欠?な場所、オットマン。
これを付けるだけで+1万円もする機能ですが、足を休めてゆっくりするなら必要経費・・・!?
リクライニングのロックを外し、オットマンを出し、椅子の上で横になる。そんな脱力が必要なときにはきっと役に立つはずです。
このオットマンは上で紹介した「エンジョイ」「ベーシック」にはついておらず、「プロ」グレードにしかつけることが出来ない特権階級の装備です。エルゴヒューマンを知るためには一度試してみたかった。
使ってみての感想は・・・「良いモノということはよく分かる」でした。
座ってみて・使ってみて エルゴヒューマンプロ レビュー
思ったことをつらつらと。
キャスターがでかいのでゴロゴロと大きい音がするんだろうなーと思ってたんですが、いざ乗って動かしてみるとスルスルスル〜っと軽やかに動きました。
フローリング使用なら、逆に動きすぎて気になるぐらいかも知れません。
私は動きすぎるのが気になるので、チェアマットを合わせて買いました。エルゴヒューマンのチェアマット・・・です。
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見た目も勿論良いですが、椅子がしっかりと地面にホールドされるので安定して作業が出来るようになりました。
また床の傷付きや下階の振動も抑えられるので、安いものでも買っておくことをおすすめします。
床の傷つきを気にしなくて済むのは幸せです。
やはりそれなりに良いものなだけあって、フィット感は数千円そこらのチェアとは比べ物になりませんでした。なんというか、吸い付く感じというか。
エルゴヒューマンに使われているエラストリックメッシュが、しっとりとして且つ、さらっとした座り心地を提供してくれています。
エラストメリックメッシュ
アメリカ「MATREX」社製のメッシュ素材を使用。ポリエステルとエラストメリックを編み込んだメッシュ素材です。
弾力があり吸いつくような手触りで高級感があります。
面積当たりの開口部分が大きいため通気性と弾力性に富んだメッシュ素材です。
らしい。
繊維が絡み合って面になっているので余計な負荷がかかりにくく、ケツが一回りでかくなっても大丈夫そうです。座面はかなり広いので、窮屈で座りにくい!ということはほぼ無いと思います。
むしろ少し広すぎるぐらいかな?という印象。
大事なことを忘れていました。肘置きも調節可能なので、本を読む時は広めにしておいて、手元で集中するときは閉じ気味にしてとく・・・といった調節が出来ます。
高さ調節もボタンを押して上下させるだけなので、ラクラク。自分はキーボード(テーブル)の高さより少しさげています。※テーブルに肘当てが当たるのが嫌なので
合成皮みたいな触り心地ですが、しっとりと吸い付きがいい感じ。
5年ぐらいしたら少しずつ剥げてきたり破れてきたりするかな・・・?
リクライニングのロックが残念。自分の好きな角度で止められるわけではなく、いくつかあるポイントでガチッと止まる。
これを知らずに買って泣く人も居るんじゃないかな・・・というマイナスポイント。気になる人は一生気になると思う。
さらなるオプション装備として「タブレットスタンド」「ジャケットハンガー」なるものもあるみたいですが、自分には不要だったのでつけませんでした。(これ以上高くなっても困ります)
正直、椅子に5万円も10万円も出して買うのは馬鹿らしい、と思うかも知れません。
自分もこれを買うまでは数千円のチェアを使っていましたし。
デスクワークや座り作業が多い人が腰をいためやすいのも事実です。
腰痛を診てもらうための費用は三割負担でも3000円〜1万円もすることがあります。毎月のように整体に通う人も身近にいます。
さらに、一度悪くすると通院(定期施術)が余儀なくされることもあるかも知れません。
そういった度重なる不調を姿勢を良くすることである程度防げるとしたら、先行投資して予防する価値があると考えています。
実際に座ってみるとランバーサポートによる腰のホールド感は・・・超いい感じです。強めに押さえ支えられている感じ。
書くこと・描くことを仕事にしている人は、きっとパソコン周り(キーボードやマウス)も良いものを使っているはずです。「椅子」は仕事道具(お金を稼ぐ武器)に十分なり得ます。
気になった方は是非買ってみてください!
・・・とは言えません。結構高いので。買わないでもいいと思います。
でも、今まで体験することが出来なかった快適な作業は、椅子選びから始まるかも知れません。ショップで体験してみるのもおすすめですよ。
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楽天市場でお得に購入する方法
おまけコーナーみたいなものです。
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また常時ではありませんが、図のように謎のポイント倍率が高い時を狙うのもおすすめです。
今の自分のポイントが5倍で、プラス9倍の合計14倍のポイントが付くということです。1万円以上お得になるのはかなり優秀でしょう!
Amazonもある程度の割引が既にかかっていますが、楽天市場ほどお得になっていませんでした。(在庫はあるようですが・・・。)
ここまで読んでおいて 全く興味がない、ということはないと思いますので是非公式HPも見てみてください。きっと欲しくなるはずです。
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